新社会人に伝えたい!入社時に気をつけたいお金と休みの3つのこと

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今年から社会人となる皆様、おめでとうございます。
これから会社員になる方は「私が行く会社ってどんなとこなんだろう?」とドキドキしているのではないでしょうか。
でも、社会人になったばかりのときは周りにいるのは同じようによくわからない同期ばかり。
わからないことも多いですよね。
そこで、この記事では当時の私が「新入社員のときに気になっていたけど誰も教えてくれなかったこと」をお伝えします。

4月の給料は満額ではないかもしれない

まず、4月の給料はもらえるのでしょうか。
結論から言うと、出ますが満額でない場合が多いです。

例えば、私の勤めている会社は20日締めの25日払いです。
なので4月のお給料は25日にいただくことが出来ました。
ただし、ここで注意があります。

20日締めということは4月で考えると3月21日から3月31日までの約10日分働いていないことになります。
そのため4月の給料はその営業日分少なく支給されました。

2017年の4月で言うと…
4月度は営業日(平日)が23日に対して21日〜31日の9日分働いていないことになります。
よって4月の給料は(23日-9日=14日)/23日で給料が支払われることになります。

単純にざっくり60%ぐらいになると考えておいたほうが良いでしょう。
会社の締め日と支払日は確認しておきましょう。

シュウ


4月は募集要項の初任給が全部出るわけではない場合があります。
お金のやりくりに注意が必要。

夏のボーナスは寸志かもしれない

ボーナスというのはその前の期の働きに応じて支給される特別賞与のことを指します。
ボーナスの支給がよくある年2回支払いだとすると、上期が4月〜9月、下期が10月〜3月のような区切りとなります。

夏のボーナスは6月〜7月あたりに支給されますが、その評価対象期間は前年の10月〜3月。
まだ新社会人の人たちは学生だった期間です。
新社会人は評価対象期間に会社に貢献していたわけではないので、理屈的には夏のボーナスは受給できないということになります。

ボーナスを支給してくれる会社の場合は、新社会人に対しても寸志という形で払ってくれるところが多いでしょう。
寸志というのは言葉の定義としては「心ばかりの贈り物」「少しばかりの気持ち」となります。
文字通り新しく入社した社員に対しての少しばかりの気持ちということで正規のボーナスほどではないですがお金を支給してもらえます。
金額は大体、5万円前後が相場のようです。

シュウ


最初のボーナスはいきなり満額もらえるわけではないので注意しましょう。
逆に冬のボーナスでは正規の査定に基づいてもらえるようになります。

 

有給について

有給って入社当初は原理原則的には権利がないのはご存知でしょうか?
と、言うのも有給という仕組みは一定期間勤続した労働者に対して付与される休暇のことだからです。
厚生労働省のHPにも記載されています。

Q.年次有給休暇とはどのような制度ですか。パートタイム労働者でも有給があると聞きましたが、本当ですか。
A.年次有給休暇とは、一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しゆとりある生活を保障するために付与される休暇のことで、「有給」で休むことができる、すなわち取得しても賃金が減額されない休暇のことです。
年次有給休暇が付与される要件は2つあります。

(1)雇い入れの日から6か月経過していること
(2)その期間の全労働日の8割以上出勤したこと、の2つです。

(後略)
厚生労働書HPより

勤続期間と付与される休暇の日数の関係性は下の表のとおりです。
これも先程の厚生労働省のHPに記載されています。

雇入れの日から起算した勤続期間付与される休暇の日数
6か月10労働日
1年6か月11労働日
2年6か月12労働日
3年6か月14労働日
4年6か月16労働日
5年6か月18労働日
6年6か月以上20労働日

つまり法律的には6ヶ月以上働いた人でないと有給休暇はないことになります。
新入社員の場合は4月入社で起算すると、10月まで有給がないことにはなりますが、病欠などであれば休ませてくれるでしょう。

何も知らないまま「労働者の権利!」など言って回ると撃沈することになるので気をつけてくださいね。
遊びで休みたいとしてもそこは素直に言わずに病気のフ…げふんげふん
工夫してうまく休むようにしましょう。
そのときは、会社の人に絶対見つからないようにしましょう。

シュウ


法律的には有給使えるようになるのは結構長いんですね。

今日のまとめ

新社会人の人は4月〜5月の給料日までお金のやりくりが非常に苦しいです。
私は当時、満額もらえると思っていたので、かなり辛かったのを覚えています。
入社当初は同期同士の飲みもたくさんやって交流を深めるのも良いですがお金周りは注意するようにしましょう。
できれば学生の間に多少貯金しておけると良いですね。