【レビュー】Switchbotロック | 発売開始から使った本音レビュー

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以前からスマートロックとしてSESAME miniを使っていたのですが、色々思うところがあり新しいスマートロックを探していたところ、SwitchBotが新しくスマートロックを発売するというリリースを見ました。
私は以前からSwitchBotシリーズを使っていたので、アプリも統一したいと考え、SwitchBotロックを予約して購入しました。

発売から6ヶ月使用してみて、良いところ気になるところもわかってきました。
SESAMEよりも接続のしやすさが良く、ストレスなく使用することが出来ました。スマートロックとしての機能は必要十分に備わっているので、すでにSwitchBotシリーズを導入している、もしくは今後導入したいという方におすすめです。
一方、SwitchBotロック特有の目立った機能というのはないので、他のスマートホームデバイスを使用していてスマートロックだけが必要という人にとっては価格面なども踏まえるとあえて選択する必要はないでしょう。

SwitchBotロックの評価
使いやすさ
 (4.5)
価格
 (3.5)
満足度
 (4)
総合評価
 (4.5)
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SESAME miniから乗り換え

私は以前からSESAME miniを使っていましたが、SESAME miniにはいくつかの不満があったため、Swithbotロックに変更することにしました。
1つ目はアプリの反応速度の遅さ、2つ目はWifi接続に別売りのパーツが必要なこと、3つ目はCandyhouseのサポート体制です。

アプリの反応速度の遅さ

最も不満を感じていた点は アプリの反応速度が遅いことです。
鍵を開けようとアプリを起動しても 接続するまでに何回も確認中となり、いつまでも鍵を開けることができません。
接続が完了する前に家に着いてしまい手に開けてしまったということもよくあります。
iPhoneだけで使える手ぶら解錠など特別な機能があり、Androidは相性が良いわけではないというのは特性としてありましたが、 それでもすぐに鍵を開けられないのでは話になりません。

WiFi接続に別売りのパーツが必要

SESAMEは WiFiに接続してリモートから操作をするために別のパーツが必要です。
このWiFiモジュールだけで3000円弱の追加費用が必要になります。 Switchbotのように 他のリモコンとして使えると言うわけではなく単独で使うパーツのため、非常に割高に感じました。

アプリが数年でダウンロードできなくなる

最後に気になるのが販売元であるCANDY HOUSEのサポート体制です。CANDY HOUSEは次々と新しいスマートロックを発売しています。それ自体は良いことですが、過去に販売した製品のサポートが打ち切られてしまっています。
実際私が持っていたSESAME miniのAndroidアプリはGoogle Playストアからダウンロードすることができなくなりました。SESAME miniは2018年10月に発売を開始しましたが、 少なくとも2021年9月にはこのアプリがダウンロードできなくなっています。鍵は壊れなければ長い間使い続けるかもしれない製品にも関わらず、わずか3年弱でアプリがダウンロードすらできなくなっているというサポートの姿勢に対して不信感を抱きました。

SwitchBotロックの仕様と外観

SwitchBotロックは黒一色のみとなっています。
近いうちに白など別のカラーバリエーションが出るかもしれません。

  SwitchBotロックの仕様
ブラック
材料 PC+ABS
本体寸法 111.6 x 59 x 73.2mm
本体重量 253g(電池含む)
電池 CR123A電池 x 2
電池寿命 約6ヶ月
対応OS iOS 11.0+ , Android 5.0+
通信方式 Bluetooth 5.0
動作温度 ‐10℃~45℃
相対動作湿度 10%〜90%
センサー
地磁気センサー、加速度センサー
使用寿命 最大5万回の回転(1回の回転:時計回り180º+反時計回り180º)
M1240012 th

同梱物
  1. SwitchBotロック(電池付き)
  2. 両面テープ
  3. SwitchBotタグ
  4. プラスドライバー
  5. サムターンアダプター
  6. 取扱説明書
  7. 予備ネジ
  8. 磁石
  9. クリーニングティッシュ
  10. ラベルシール(タグ用)

SwitchBotタグが3枚付いてるのが特徴的です。
スマートフォンと連携させるとタグにスマートフォンを近づけるだけで開けたり閉めたりできるようになります。
ただし、アプリを開いた状態で近づける必要があるのであまり実用的ではありません。
アプリ開いたならそのまま操作して開けてしまうので。

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上部を上に引き上げると電池を入れる場所があります。
購入時は通電しないようにフィルムがあるので外しましょう。
電池は前述したとおりCR123Aを使用しています。

M1240018 th
パナソニック株式会社
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アプリの接続が早く、すぐに使える

SwitchBotロックとアプリはすぐに接続するので、モタモタ待たされずに使うことが出来ます。待たずに使えるということを期待して買ったので安心しました。
また、他のSwithBot製品も同じアプリ内で管理できるのでスマートフォンの中にいくつもアプリをインストールしないで済むというのも個人的には評価したいポイント。

一方で、アプリの出来自体はまだ良くないところもあり今後の発展に期待したいところ。具体的には他の人との設定の共有ができないところがイマイチな点です。
妻もアプリを使用していますが、私のアプリで設定した並び順や設定が共有されず1から設定し直す必要がありました。また、ゲストアカウントが発行できないため友人に一時的に払い出したいときやレンタルスペースのように自分がいない場所に対する出入りができるように一時的にロックできるようにする、などのことができません。
このあたりは先発であるSESAMEに一日の長がある部分です。

ネットワーク経由での操作が可能

SwitchBotロックはネットワーク経由でのリモート操作が可能です。
正確にはネットワーク経由で操作するにはSwithBotハブミニと連携する必要がありますが、SwithBotロックを使うという人は以前からSwithBot HubMiniを使ってリモコン操作をしている人が多いと予想されます。
そのため、大体のケースでは追加で製品を買うことなくネットワーク経由での操作が可能となります。
もし、現状 SwithBot HubMiniが無いという場合でもBluetoothで接続が可能ですが、エアコンなど他の機器もリモート操作が可能になるのでSwitchBotロックを買う人はSwithBot HubMiniも合わせて買う方がおすすめです。

電池持ちは少し悪い印象

全体的には買ってよかったと思っていますが、少し気になるところもあります。
SESAMEと比べるとやや電池持ちが悪い印象を受けました。SESAMEは1年ぐらい使えていましたが、SwithBotロックは半年ぐらいで交換が必要になりました。前述している仕様通りの期間使えています。
引っ越しをして使い方が変わったこともあり単純な比較はできませんが、SESAMEの方が電池持ちが良かった印象です。
SwithBotロックはいきなり使えなくなるということはなく、バッテリーが20%以下になると、省電力モードになり、アプリで警告が出るようになるので電池交換を忘れなければそこまで心配することもないでしょう。
事前に換えの電池を買っておくと安心です。

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SwithBotロックのレビューまとめ

SwitchBotロックは従前使っていたSESAMEよりも接続のしやすさが良く、ストレスなく使用することが出来ました。アプリはまだ改善の余地がありますが、アップデートもこまめに行なっているので改善されることを期待してます。価格は他のスマートロックに比べて、やや高いですがそこまで気になるほどではないでしょう。
スマートロックとしての機能は必要十分に備わっているので、すでにSwitchBotシリーズを導入している、もしくは今後導入したいという方におすすめです。
一方、SwitchBotロック特有の目立った機能というのはないので、他のスマートホームデバイスを使用していてスマートロックだけが必要という人にとっては価格面なども踏まえるとあえて選択する必要はないでしょう。

SwitchBotロックの評価
使いやすさ
 (4.5)
価格
 (3.5)
満足度
 (4)
総合評価
 (4.5)
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