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退院予定日に「新生児黄疸」と診断され、子どもの退院が延びることになりました。
「新生児黄疸」の治療のため光線治療をやることになります。
黄疸と聞くと肝臓が悪かったり、あるいはがんなどのイメージが合ったので、黄疸と聞いたとき、もしかして良くないのかな?と不安になったので新生児黄疸について調べてみました。
結論としては新生児黄疸は多くの新生児で現れる、時間が経つにつれて次第に治まっていくものだそうです。
新生児黄疸とは
新生児黄疸は新生児にみられる黄疸で、簡単に言うと生まれて肺呼吸になった結果、いらなくなった赤血球が壊れた結果起きる事象であり、異常ということではないようです。
生理的な現象のため、次第に落ち着いてくることが多いようです。
新生児黄疸の仕組み
産まれたばかりの子どもは、赤血球やヘモグロビンを成人の1.5〜2倍も多く持っています。
これは赤ちゃんが胎盤にいるときは、酸素の交換効率が肺で呼吸するより良くありません。
そのままだと胎児にとってはわずかではありますが酸素不足となってしまいます。
これを補うために赤血球を増やすことで必要な酸素量を確保しています。
産まれたあとは肺を使えるようになるので赤血球過多となり、余分な赤血球は脾臓で破壊されます。
この破壊された赤血球中の赤い色素ヘモグロビンが、黄色い色素のビリルビンとなり、皮膚が黄色く見えるようになるのが新生児黄疸です。
シュウ
ここまで調べて、病気ではないということがわかり、一安心しました。
光線治療とは
では、この新生児黄疸の治療として行われた光線治療というのはどのようなものなのでしょうか。
光線療法は光線(人工的に作り出した紫外線。最近は副作用の少ない470~620nmの波長のグリーンライトが使用されることが多い)をあてる治療法です。
光線をあてることで体内に残っているビリルビンを分解するというのが光線治療ということになります。
実際に受けているところを見るとアイマスクをつけて保育器でブルーの光線を受けていました。
光線を受けている子どもの姿は、さながらSFのようでした。
シュウ
治療前に調べておいたので気持ち的にも落ち着いて子どもを見ていることが出来ました。
今日のまとめ
最初に黄疸と聞いたときはギョッとしましたが調べてみることで落ち着くことが出来ました。
とは言え新生児黄疸の中でも油断してはいけない黄疸もあるようです。
正しい判断は正しい情報がないと行えません。
きちんと医者と会話して状態を正しく把握できるようにしましょう。
我が家は翌日に無事退院することが出来ましたが、まだちょっと黄色みがあるので注意してみています。