[S] 育児休業中の収入の要「育児休業給付」について調べてみました

育児休業を取ろうと思うと収入面が一番不安ですよね。
育児休業期間の収入を支える「育児休業給付」について調べてみました。

育児休業給付とは

以前もご紹介した厚生労働省のパンフレットでは、
<産前・産後休業、育児休業をする方への経済支援>という項目において、

■育児休業給付
雇用保険に加入している方が、育児休業をした場合に、原則として休業開始時の賃金の50%(※)の
給付を受けることができます。
(※)平成26年3月現在の支給割合です。最新の支給割合は、ハローワークへお問い合わせください。

■育児休業等期間中の社会保険料の免除
事業主の方が年金事務所又は健康保険組合に申出をすることによって育児休業等をしている間の社会保険料が被保険者本人負担分及び事業主負担分ともに免除されます。

(以下、省略)

と記載しています。つまり、賃金の50%の支給と社会保険料の控除により収入が確保されます。

受給するには

受給資格

この育児休業給付金を取得できる人はどんな人か…というと以下の条件を満たす人になります。
育児休業の取得条件と重複する部分もありますが確認しておきましょう。

  1. 雇用保険に加入している。
  2. 育休前の2年間のうち、1ヶ月に11日以上働いた月が12ヶ月以上ある。
  3. 育児休業期間中の各1ヶ月ごとに勤務先から8割以上のお金をもらっていない。
  4. 休業日数が各支給対象期間ごとに20日以上ある。

手続き

育児休業給付金

会社がやってくれるパターンと自分で手続きを行うパターンがありますが、会社が
手続きしてくれることが 多いようです。「育児休業基本給付金の申請書」と
「受給資格確認票」の2つの 申請を育児休業1ヶ月前までに 会社に提出する義務が
あります。どこまでが自分で、どこまでが会社かしっかり確認しましょう。

社会保険料の免除

社会保険料の免除についても申請手続きが必要となります。「育児休業等取得者申出書」
を 育児休業期間中に会社の管轄である年金事務所へ提出します。
詳細は年金機構のパンフレットが参考になります。

給付金

いつからもらえるか

これはいつ会社が提出したか、いつ処理を行われたかによるようです。
育児休業給付金の受給は2ヶ月ごとですが、初回は育児休業後4~5ヶ月後になるケース
も多いそうです。 いつから振り込まれるか教えてもらえると良いのですがどちらにしても
数カ月分の備えが必要になります。

いくらもらえるか

上のパンフレットの説明では50%となっていますが、実は制度が改善されています。
2016年現在は
育児休業開始から180日目(6カ月目)まで:月給の67%
育児休業開始から181日目以降:月給の50%
となっています。
ここでいう月給は休業開始前6カ月の額面の平均になります。

結局いくらになるのか

育児休業給付金と社会保険料の免除を組み合わせると大体手取りの80%ぐらいが
手元に残るようです。このあたりは実感を後日レポートします。

不明点を聞いてみました

いくつか疑問点があったので電話で問合せてみました。
内容によって労働局だったりハローワークだったり年金事務所だったりするので
都度、確認していきましょう。

オギシ
育児休業給付金っていつからもらえるんですか?
職員
会社内の手続きにもよるので一概にはお答えできません。出産日以降2ヶ月ごとにまとめて振り込まれるので最短だと2ヶ月後になります。
オギシ
社会保険料免除はいつからですか?
職員
育児休業等を開始した日が含まれる月から、終了した日の翌日が含まれる月の前月までの期間になります。ちなみに月の考え方は各会社の締め日ではなくカレンダー通りになります。
オギシ
育児休業給付金の金額の条件はありますか?
職員
月額の賃金の80%を超えると支給金額が調整されます。なので育児休業開始から半年までは13%分、半年以降は29%分までは減額となりません。