【レビュー】SIGMA 16mm F1.4 DC DN コンパクトで高画質、お値段以上のクオリティ

広角で明るいレンズが欲しくなり、SIGMA 16mm F1.4 DC DNを購入することにしました。
SIGMA 16mm F1.4 DC DNはSony EマウントやCanon EF-Mマウント、マイクロフォーサーズと多くの規格に対応したレンズを販売しています。(1つのレンズを複数の規格のカメラに装着できるという意味ではないので念のため)
マイクロフォーサーズで使うと35mm換算で32mmの画角となります。
スマホのカメラは一般的に28mmぐらいでスマホに近い画角のため、カメラを初めたばかりの人にも扱いやすいレンズです。

SIGMA 16mm F1.4 DC DNの概要

SIGMA 16mm F1.4 DC DNの仕様や外観を軽くさらっておきましょう。

SIGMA 16mm F1.4 DC DNの基本情報

  の仕様
開放F値  
レンズ構成  
絞り羽枚数  
焦点距離  
最短撮影距離  
最大撮影倍率  
フィルター径  
最大径 x 長さ  
質量  
備考  

特筆すべきは開放F値1.4です。2020年現在、マイクロフォーサーズ規格でF1.4は「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」に次ぐ明るさです。
2017年と比較的、新しく作られたレンズだけあってレンズ構成や絞り羽根はM.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PROにも見劣りしない構成です。

SIGMA 16mm F1.4 DC DNの外観

同梱されているのはカメラ本体とレンズフードのみとシンプルです。

M1180532 th

レンズは67mmの大口径です。

M1180539 th

OLYMPUSのOM-D E-M1 Mark Ⅱに装着してみました。
PENシリーズだと重心が前よりになってしまいそうですが、OM-Dシリーズではバランス良く収まってくれます。

DMC202007 A0003 th

SIGMA 16mm F1.4 DC DNの比較候補

SIGMA 16mm F1.4 DC DNの購入を検討するときは以下のレンズが候補として考えられます。
この画角帯の単焦点レンズは優秀なスペックのレンズが多いので選ぶときにかなり迷ってしまいます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO

同じ画角帯の最高峰と言えるのが「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」です。
単焦点のPROレンズ。11群15枚のレンズ構成、絞り羽根は9枚。
ED(特殊低分散)レンズとDSA(大偏肉両面非球面)レンズの両方の特性を持ち合わせた新開発の「ED-DSAレンズ」を含め、「ZUIKOレンズ」として最多となる6枚のEDレンズを用いるという贅沢な光学設計によって、絞り開放からの高い解像力と「美しくにじむボケ」の両立を実現しています。性能は推して知るべし。
2018年1月に発売されたので、本記事で紹介している中でも最も新しいレンズです。

作例などを見ても、この画角でこれだけキレイなボケが出るのは圧巻の一言。
重量は390gとSIGMA 16mm F1.4 DC DNとほぼ変わりません。
問題は価格だけ。それが最大の問題ではあるのですが。
最高峰のスペックを追求したい人や予算が十分にある人におすすめのレンズです。

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M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

PREMIUMに属するOLYMPUSのレンズがM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8です。
同じ画角でM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8というパンケーキレンズがありますが、さすがに17mmでF2.8だと中々ボケてくれません。
一方、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8になると、被写体に寄るときっちりボケてくれるので広角が欲しいけどボケも撮りたいという欲張りな人向けのレンズです。
発売されたのが2012年と古めのレンズなのでレンズ構成も6群9枚と少し物足りなさを感じますが重量が120gでコンパクトというのは特筆すべきポイント。
SIGMA 16mm F1.4 DC DNだと片手で構えて写真を撮ると腕がきついですが、このレンズなら問題なく構えることができます。
子どもと歩きながら撮るときや、旅行に行くときのサブレンズとして持っていくなど機動力を活かした撮影をしたいという人におすすめです。

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LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.

LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.はPanasonicから出ている広角単焦点レンズです。
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8と似たようなスペックなのでよく比較されています。比較しているレンズの中では15mmと一番画角が広いレンズです。
2014年に発売された、レンズ構成7群9枚で115gと今回、見比べた中では最軽量のレンズです。
私はボディがOLYMPUSなので絞りリングが機能しないということで優先順位が少し低かったですがPanasonic製のボディを持ってたらもっと悩んでいた気がします。

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SIGMA 16mm F1.4 DC DNの作例

マイクロフォーサーズ規格では32mmという画角です。
この画角だと中々ボケは出しづらいですが、F1.4の明るさがあるとしっかりボケてくれます。

M1200596 th

こちらは手前の紫陽花にピントを合わせてみました。
画質やボケ味は素晴らしいの一言。

M1210718 th

16mm(換算32mm)なら子どもと遊びに行ったときにも手軽に撮影することができます。
25mm(換算50mm)で背景まで入れて子どもを撮ろうとすると、結構距離を取らなければいけないですがこのレンズならすぐ近くで撮ることができるので便利です。
とは言っても片手で子どもの手をつなぎながら子どもを撮ろうとすると、それなりに重みがあるのでカメラの維持が難しいです。
片手撮りをすることが多いようであれば、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8などのコンパクト型レンズのほうが良いでしょう。

M1210698 th

今日のまとめ

カメラでは35mm換算で50mmが標準と言われていますが、スマホのカメラに慣れた人だと少し狭く感じてしまう気がします。
SIGMA 16mm F1.4 DC DNは35mm換算で32mmとスマホに近い画角を得ることができるので新しくデジタル一眼を始めた人も違和感なく使うことができます。
開放F値が1.4あるのでボケ味も抜群。これだけ撮ることができてM.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PROの1/3ぐらいで手に入ってしまうのは驚異のコストパフォーマンスです。
もう実質無料といっても良いのではないでしょうか。