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2017年10月にgoogle home miniが発売されました。
google homeが発破された当初は、15,000円ほどの価格だったので スマートスピーカーには興味があるけど、価格が高いし買ってみるほどじゃないかな…というのが正直なところでした。
ところがgoogle home miniはその半額の7,000円弱で購入することができます。
かなり身近な金額になってきたのでいよいよスマートスピーカーを試してみることにしました。
ちょうどAmazonでもAmazon Echo Dotが発売され、Google home miniとどちらを買うか悩みましたが、日本語の解析能力が高いGoogle home miniの方が普段使っていく上でストレスを感じないだろうということでGoogle home miniを買うことにしてみました。
開封記事はこちらです。
Google Home miniを購入!セットアップ手順まとめ
商品情報
今回購入したのはこちらのgoogle home miniです。
正式な販売店は限られています。
一番気軽に買えるのは、楽天ブックスを利用することです。
その他ではビックカメラやソフマップなど家電量販店で買うことができます。
オンラインで買いたいのであれば楽天から買うのが簡単ですね。
Amazon echoとの比較のポイント
連携サービス
音楽サービス
1番利用されるであろう、音楽サービスの違いについてです。
Amazon Echo
Amazon Echoでは、「Prime Music」「Amazon Music Unlimited」「dヒッツ」いずれかから利用することができます。
Amazon Primeの会員であればPrime Musicは無料で利用することができます。
Prime Musicは100万曲以上が聞き放題となっていますがラインナップはそこまで充実しているとは言えません。
本格的に音楽サービスを利用したいのであれば有料であるAmazon Music Unlimitedかdヒッツに入会する必要があるでしょう。
google home
一方のgoogle homeでは、「Google Play Music」「Spotify」「うたパス」のいずれかを利用できます。
いずれも有料のサービスですが、Google play MusicとSpotifyは無料でも利用可能です。
うたパスは、auまたはAppleユーザー向けのサービスなので選択肢には入りづらいでしょう。
特に私がイチオシなのはGoogle play Musicです。
有料会員であれば4,000万曲以上の音楽を利用可能ですが、それ以外にも自分のパソコンにある手持ちの音楽をアップロードして利用することが可能です。
そして、このサービスは何と無料でも利用可能です。
アップロード制限は5,000曲となっていますがそれだけアップロードできれば十分ではないでしょうか。
日本語認識能力
スマートスピーカーは話しかけて使うことが前提です。
そのため、日本語で話しかけてストレスなく利用することができるというのは1つの大きなポイントになるでしょう。
Amazon EchoはGoogle Homeよりも早く販売されており、世界的にもシェアが高いようです。
しかし、日本語で使うことを前提とするならば、Google Homeの方が良いようです。
Alexaはまだ日本語の学習途上という状態であまり日本語をうまく認識してくれません。
実際、少し使ってみましたが音楽を流すためにプレイリストなどを指定して呼びかけてもあまりうまくいかないことがありました。
Fire TVを使っているときには、きちんと日本語を認識しているように感じていたのでこれは意外な結果でした。
Fire TVを見るときに使う日本語は視聴したい番組名を言うだけなので、それなりに精度が高いのかもしれません。
しかしスマートスピーカーに話しかけるときにはある程度、自由な日本語を認識する必要があります。
将来的にはAlexa(Amazon Echo)も進化する可能性は高いですが、すぐにストレスなく使いたいという場合には Google Home を使うほうが良いと言えるでしょう。
拡張性
スマートスピーカーの機能をどれだけ拡張できるかも重要なポイントです。
この拡張性の面ではAmazon Echoに分があります。
Amazon EchoではSkillと呼ばれる拡張機能が用意されています。
海外では25,000以上、日本でもすでに300種類以上のSkillが用意されています。
一方のGoogle homeではActions on Googleと呼ばれる拡張機能が用意されています。
しかし、日本で使える拡張機能はわずかです。
また、機能自体も有効なものは少ないです。
例えば食べログのActions on Googleでは指定した駅・食べ物の人気店3件の検索をすることができます。
しかし、スマートスピーカーなので画像もありませんし、調べた結果をスマホに転送することもできません。
結局検索し直す羽目になりそうなのでイマイチ使い勝手が良くないと言わざるを得ません。
拡張性を重視するのであればAmazon Echoが良いでしょう。
ここがオススメ
日本語の認識能力はバッチリ
日本語の認識や応答に使われているのはAndroidでも搭載されている「Google アシスタント」です。
今までGoogleが培ってきた日本語の認識能力をフルに活用した応答はさすがの一言です。
こちらの音声自体が認識できないことは合りますが、ちゃんと解析さえできれば日本語としての意味を間違えることは早々ありません。
好きな音楽をサッと再生できる
先ほどもお伝えした通り、Google HomeではPlay Musicにアップロードした音楽も再生することができます。
そのため、オンラインのプレイリストにない音楽でもアップロードさえしておけばGoogle Homeから再生することができます。
「PCにはあるけどオンラインにはあの曲ないんだよな…」
とガッカリすることもありません。
ここが気になる…
呼びかけが2語なのが面倒
Amazonでは呼びかけるときに「Alexa」の1語で済みます。
それに対してGoogle Homeの場合は「OK, google」あるいは「ねえ、google」など2語で呼びかける必要があります。
小さい差ではありますが、いつも使おうとするとちょっとした煩わしさを感じます。
Google アシスタント自体に何か固有名詞付けてそれ呼べば済むようにしてくれるとうれしいですね。
音質が良いわけではない
360度の全方向に音が届くようにはなっていますが、Google Home mini自体のスピーカーとしての性能は決して良いとは言えません。
ウーファーなどがあるわけでもないので重低音もイマイチです。
また、パソコンに接続できるわけではないのでPCのスピーカーとして使えるわけではない点には注意が必要です。
今日のまとめ
気になる点もありますが、スマートスピーカーはまだまだ発展途上で試し甲斐のある機械です。
Google HomeはPlayMusicを利用することで無料でPCの音楽をアップロードして聞けるところ、日本語の認識能力が高いところなど普段使っていてストレスを感じさせないようになっています。
PlayMusicで設定した自分のプレイリストを音声から再生させることもできたので連携はかなり上手にできるようです。
スマートスピーカーを何に使いたいかを先に考えておかないと置物のようになってしまいます。
毎日の天気を音声で聞きたい、radicoの再生を音声でやりたいなど出来ることは色々あるので検討してみてはいかがでしょうか。