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最近、会社の上司と就活について話しました。
ここ数年は採用時期もズレたり会社側も採用試験のやり方を試行錯誤しているようです。
私も今の会社に入って8年経ちましたが、就活生と話したり自分の振り返ると当時の自分でも
もっと就活うまくできたなと感じることがあります。
そんな私でもいわゆる大手と言われるような会社に入ることが出来たのは最初の内定を早い段階で得られたことが大きかったと言えるでしょう。
私の最初の内定は会社説明会に行った日に社長から内定と言われ実際に内定が出ました。
どんなことがあったかとそこから感じた気付きについてご紹介します。
出会いは合同説明会
とある合同説明会で訪れたIT会社。
正直に言うと、私はその会社を知りませんでした。
合同説明会で、見たい会社は見終わったのでふと興味本位で寄ってみることにしました。
説明会終了後に、その会社でやっていることについていくつか質問をしました。
私は工学系の出身なので(学生にしては)踏み込んだ質問ができたからか、気に入ってもらえ、会社説明会に来るようお誘いをいただきました。
誘われるがままに会社説明会へ
その頃はまだ就職活動が始まったばかり。
大手の就活開始は1ヶ月後という時期でした。
合同説明会もやや下火になりつつあり、会社説明会に行き始めるという状況です。
まだ会社説明会もそんなに行っていなかったため
「せっかく誘ってもらったし雰囲気つかむためにも良いだろう」
ということで行ってみることにしました。
まずは会社説明会
そこで就活サイトから会社説明会への申し込みを行いました。
説明会は13時開始で、比較的小規模な会社でしたが同じ説明会には他に3名の参加者がいました。
さらに先輩社員との対談
その後は先輩社員とお話するという場が設けられました。
当時は、実際に働いている人の話を聞く機会は初めてだったので真新しさを感じました。
とは言え、採用の人が近くにいる状況なので突っ込んだことは聞けなかったのを覚えています。
次に筆記試験
それが終わったら次に筆記試験を行いました。
この時は説明会でもうここまでやるのか結構詰め込んでるなという印象でした。
行ったのは就活で出てくる一般的な試験でした。
ここで会社説明会は終了…と思いきや社長面接
これで本日の会社説明会は終了ということで他の3名の人々と一緒に部屋を出ようとすると
合同説明会で話をした人に呼び止められました。
何だろう?と不思議に思っていると
今日は社長がいるので、このまま面接しましょう。
社員さん
ということで急遽、社長との面接が始まっちゃいました。
時期も就活を始めたばかりの時期で、正直何にも準備していません。
振り返っても、ろくなことは言えていませんでした。
こりゃダメだ…
そして帰宅
何を言ったかよくわからないまま面接が終わり、いよいよ会社説明会も終了です。
何故か社長もエレベータまでお見送りに来てくれました。
帰り際に
「あなたには内定を出しますのでぜひ弊社への入社を検討してください。」
と言われました。
先ほどの出来の悪さを考えると内定が出るとは思えず、きっと社交辞令で言ってくれたんだろうなと考えながら帰りました。
13時から始まり終わったのが18時過ぎ。
5時間にもわたる説明会となり流石に疲れながら帰宅しました。
本当に内定通知が来る
それから2週間後、本当に内定通知が届きました。
正直、何で内定出たのかよくわかっていない状態でしたが何にしても初の内定。
無い内定はなくなり安堵しました。
1日だけで内定が出たという体験からの気づき
就活は出会い
就活、特に面接では、自分がダメだと思っても意外と大丈夫だったり、自分がイケたと思ってもダメだったりします。
それは私たちが会社を見ているように、会社も私たちを見ており
「この人は入社したときにやっていけるだろうか。」
と私たちを見ているからなのです。
人となりを見て、たまたまその会社の雰囲気に合わないと判断されることもあります。
逆に今回の事例のように「入ってほしい」と言ってくれるようなところもあるかもしれません。
まずはいろいろな会社と出会うようにしましょう。
まずは社会人と会話ができる最低限のレベルになろう
たった1日で内定を得られたのは私がラッキーだったことは否めません。
たまたま合同説明会に来た担当者が私のことを気に入ってくれたからこそここまでトントン拍子に進みました。
しかし大事なのはそこではありません。
学生が調べて知っていることは社会人から見たら当たり前だったりすることも多いです。
にわか知識を自信満々にひけらかすのもダメですがどうせ自分が言っても…と卑屈になるのも
いけません。
大事なことは「自分が持っているものをベースに相手と会話できること」です。
社会人になれば相手のほうがよく知っているなんてことはザラです。
相手の方が自分より色々知っているのが当たり前の状況で、どのようなことでどうやって相手と会話することができるかが大事です。
今回の場合では私が知っている技術情報を基に仮設を立て、御社でやっているのはこういうビジネスですか?と質問したのがきっかけでした。
まずはどこでもいいから内定を得る
学生のみなさんはどうしても大手に受かりたいと考えてしまうもの。
大手病は良くないと言われてもやはり大手を目指したくなりますよね。
それ自体は悪いことではありません。
ただしいきなり大手に行っても他の人と同じようなことしか言えなかったり、緊張で思い通りに話せなかったと落ちる体験を繰り返すだけです。
落ちるということはその会社と合わなかっただけなのですがどうしても自分を否定された気持ちになってしまい、精神衛生上もよろしくありません。
自分がその時点で行きたいと思う企業を受ける前に早めに採用を始めている中小企業は絶対に
受けておくべきでしょう。
そこから得るものは大きく2つあります。
- 就活に臨む態度や姿勢を身につけられる。(要は慣れ)
- どれだけ失敗しても、ここに行くことは出来るという余裕が持てる。
特に大きいのは気持ちに余裕が持てることです。
就活がうまくいかなくて必死になってくると受かりたい気持ちが勝ちすぎて自然体で臨めなくなり更に落ち続けるという悪循環に陥ります。
まずは自分が行きたいと思っていなかったとしても中小企業の採用試験を受け、内定を得るという成功体験をしてください。
1つ受かりだすと流れが出来て、内定がいくつも得られるようになりますよ。