【レビュー】JAタウンで産直品を堪能。いもジェンヌはしっかり加熱で甘みたっぷり

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「いもジェンヌ」というさつまいもをご存知でしょうか。
2011年からJA新潟で販売されている注目のブランドさつまいもです。
当初は新潟市を中心に流通していましたが、近年では生産量が増えてきており個人でもJAタウンを通じて購入が可能となっています。
いもジェンヌの特徴はなんといっても糖度の高さ。その甘さは、焼き芋でおなじみの安納芋を上回るとのこと。
どれだけ美味しいのか気になったので実際に手配してみました。
本記事ではいもジェンヌについてのご紹介と食べてみた感想をご紹介します。

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いもジェンヌは新潟で作られる紅はるかのブランド

いもジェンヌは新潟市の西区の砂丘地で葉たばこに代わる基幹品を確立することを目的に栽培がはじめられました。
もともと、新潟市西区の海岸砂丘地帯は、スイカや大根、ねぎなどの生産が盛んな地域でしたが耕作されない畑が増えてきたことから新たにさつまいもの栽培を始めることにしました。
しっとりとした食感で甘みのある紅はるかをJAや新潟市西区や新潟大学などと協力し組織的にブランディングしたのがいもジェンヌです。
「いもジェンヌ」は9月下旬から10月末にかけて収穫され、10月上旬から翌年2月下旬にかけて市場に出回ります。

参考

新潟県新潟農業普及指導センター
新潟砂丘さつまいも「いもジェンヌ」プロジェクトの取組

いもジェンヌの特徴は、みつの甘み

いもジェンヌは、普段づかいのさつまいもの中でもちょっと上品なさつまいもというコンセプトで作られました。
その特徴は、糖度の高さです。
みつの甘さは焼き芋でよく使われる安納芋を上回り、ジャムに匹敵するほどの甘さを誇ります。

その糖度を活かし、芋焼酎として使われたり、ペーストにしてお菓子として利用されています。
新潟市内外のお菓子屋さんが「いもジェンヌ」を使用したお菓子を作っており、新潟市西区のホームページでは「いもジェンヌ」スイーツをまとめた「いもジェンヌスイーツガイド」が公開されています。
当初は新潟市を中心に流通していましたが、近年では生産量が増えてきており個人でもJAタウンを通じて購入が可能となっています。

シュウ


販売は、通年ではなくいもジェンヌの出荷時期と連動しています。
夏は購入することができないので注意してください。

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いもジェンヌを実食

実際にいもジェンヌを注文してみました。
私が注文したのは2月の上旬だったのでちょうどいもジェンヌが市場に出回っている時期です。
3.5kg(6袋)で3,420円と市販のさつまいもに比べると少し価格が高く感じました。
下の画像のように1袋には3本の芋が入っています。

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今回はアルミホイルで巻いてオーブンで焼いてみました。

M05S3492th

最初は左側の方からみつが出始めました。
この状態でも美味しそうですね。

M05S3494

真ん中で切ってみると熱は通っていましたが、普通のさつまいもぐらいの甘みしかなく、ちょっと物足りないなと感じました。
加熱が足りないのかもしれないと再度加熱してみることにします。

M05S3498

すると中心部分でもしっかりみつが出てきました。
いもジェンヌが全体的に柔らかくなっています。

M05S3508

断面を見ると、ねっとりとした食感になりいもジェンヌの色もかなり黄色みが強くなっています。
実際に食べてみると、何も調味料を加えていないにも関わらずかなり甘いです。
まるでスイートポテトのように甘く、このままお菓子として出すこともできそうです。
さすがにお菓子屋さんでも使われているだけありますね。

熱が通ってくると甘みが急激に増してくるので、しっかり熱を通す料理が合いそうです。
素材の味をそのまま楽しむのであれば定番の焼き芋ですが、天ぷらなどにしても美味しそうだなと感じました。

M05S3506

今日のまとめ

いもジェンヌは2011年から販売され始めた新潟市のブランドさつまいもです。
ちょっと上品なさつまいもというコンセプト通り、上品な味でありながらしっかりとした甘みを持っています。
JAタウンで入手することができますが3.5kg(6袋)と1回で消費するには少し多いのでシェアするなどするのがおすすめです。

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