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フリーランスの人や会社員でも株や投資信託をやっている人は確定申告が必要になります。
しかし確定申告ができるということと税金について理解しているというのはイコールではありません。
私自身も株やふるさと納税をやっていますが確定申告をやるときにはおっかなびっくりやっています。
シュウ
手続きは通ったけど、ちゃんとできているかわからない…
いつか税務調査ってやつが来て間違いを指摘されるかもしれない。
そんな風に考えながら確定申告をやっていました。
漠然とした不安を払しょくするには税金について正しく理解するしかありません。
とはいえ、巷に出ている情報は難しくて中々頭に入ってこないというのも現実です。
そんな人にオススメなのが「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」です。
本記事では実際に本を読んで感じたことについてご紹介します。
読むきっかけ
「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」は2018年11月に発売された本です。
元々発売されることは知っていたので購入するつもりだったのですが、著者の大河内薫さんとあんじゅ先生のプレゼント企画に応募したら見事当選しました。
普段、プレゼント系の企画って全然当たらないんですが今回は運が良かったです。
読む前に期待したこと
- 税金についての知識
- 会社員でも使える税金のノウハウが得られること
私は会社員をやりながら、株や投資信託、不動産投資など複数の副業をやっています。
しかし税金のことがきちんとわかっているとは言い難いので基本的な知識を得ることとこれだけ副業をやっているのだからフリーランスでなくてもサラリーマンで応用できるノウハウがあればいいなと期待していました。
税金が苦手な人でもわかります
ページの多くがマンガなので読みやすい
よくある「マンガでわかる」シリーズは導入にマンガが数ページあって実際の解説は文字ばかりという本が多いですよね。
結局、文字読ませるのか…と思うことが多いですが、「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」は違います。
マンガ内での説明はありますが、本の大半はマンガになっているのでとても読みやすいです。
感覚的には8割ぐらいがマンガになっているので税金アレルギーの人でも最後まで読むことができます。
フリーランスの人が持つ悩みがベースなので具体的
各章がフリーランスの人が持つ悩みを起点に構成されているので話の内容が具体的です。
たとえば、1章ではフリーランスと会社員で何が違うのかがテーマとなっています。
この章は会社員との対比になっていて、会社員の人はもらえる源泉徴収票についても解説がされており、現在は会社員の人にも身近に感じることができます。
またフリーランスと会社員の人の最大の違いである「信用問題」についてもどういうときに違いが現れてくるのかを具体的に書かれているので、これからフリーランスになろうと考えている人は読んでみてほしい章です。
個人的には4章の経費と領収書についても気になるポイントでした。
確定申告をしないとどうなるかなどが取り上げられているので気になる人は必見です。
たまに出るギリギリのネタがためになる
帯でも「ギリギリまでぶっちゃけます」とある通り、かなりギリギリな内容が書いてありますがこれがためになります。
例えば事業税というのは所得に対してかかる税ですが、職種によって税率が0%〜5%までかかります。
アフィリエイトで稼いでいる人は広告業なので原則的には5%かかる方に分類されますが、開業届や確定申告の職業欄であることをすると…
ギリギリのネタというのはギリギリなだけあって、税務署の判断によるところが大きいです。
そのため絶対に使えるということではないですが、やってみてダメなら直せば良いだけです。
トライしてみる価値のある情報がいくつも散りばめられています。
副業をしていない会社員の人は割り切って読むべし
副業をしていない会社員の人が「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」を読むときは税金に対する知識を得ることを目的としたほうが良いでしょう。
タイトルからも分かる通り、サラリーマンでもできる節税対策はメインテーマではありません。
iDeCoなどのサラリーマンでもできる節税も紹介されてはいますが、具体的な金融商品などをオススメする本ではないことは留意してください。
今日のまとめ
フリーランスの人がメインとなる本でしたが、税金の基本的な知識や社会保険のことについても書いてあり大枠の知識を得るという意味でも非常にためになる本でした。
税金のことは勉強してもよくわからない!と税金アレルギーになっている人でもマンガが多く読みやすいので最後まで読むことができます。
税金のことについてちょっと知りたいなと思ったときに気軽に調べることができるので手元に置いておきたい一冊です。
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