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姿勢は集中力を高めて作業をしたいというときに非常に重要な要素です。
しかし頭ではわかっていても、正しい姿勢を維持するのって難しいですよね。
特にデスクワークが多い人だとパソコンの前に座っていることが多く、つい猫背になりがちです。
かくいう私も猫背気味ですぐに姿勢が崩れてしまいます。
腰が曲がり、猫背になると胸のあたりが圧迫されて呼吸が浅くなります。
すると血液の循環が悪くなり脳へ十分な酸素が行き渡らなくなってしまうのです。
そんなときに使えるのがLumo Liftという商品です。
Lumo Liftは姿勢が悪くなると振動でそれを通知してくれるウェアラブルデバイスです。
このLumo LiftはメンタリストDaiGoさんの本「自分を操る超集中力」の中でも紹介されています。
私も姿勢を良くしたいと考えLumo Liftを購入してみました。
ただしLumo Liftは日本国内では電波法に抵触する可能性があるので注意が必要です。
商品情報
購入したのはLumo Liftの正規輸入品となっている方です。
Amazonでは、並行輸入品も販売されています。
並行輸入品の方が若干安いようです。
それよりも気になるのがAmazonの「商品の説明」欄に記載されているこの一文です。
本製品は日本国内での技術基準適合証明を取得しておりません。日本国内でのご使用は電波法に抵触いたします。
Lumo Liftって使っていいの?
買ってバリバリ使ってみようと思ったところでいきなり出鼻をくじかれる情報に出くわしてしまいました。
Lumo Liftを使うと本当に違反となるのでしょうか。
ちょっと調べてみることにしました。
電波法とは?
さきほどの一文にもある通り、抵触しているのは「電波法」です。
そこで、まずは電波法について調べてみました。
電波法というのはざっくり言うと
電波の使用、無線局の設置・運用、無線局を操作する者の資格、高周波を利用する設備の設置などについて定めた法律です。
この電波法の中に「特定無線設備の技術基準適合証明等」という項目がありました。
つまり、先ほどの一文にもあった
「技術基準適合証明を取得していない。」
というのが重要な要素となります。
技術基準適合証明とは?
ということで次に技術基準適合証明についても調べてみました。
これもまたざっくり言うと
小規模な無線通信を行う機器が電波法令の技術基準に適合していることを証明することです。
証明を受けると技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)を付けることができます。
証明を受けていない国際ローミング端末以外のWi-Fi、Bluetooth端末等で電波を発射すると不法無線局となり、電波法に抵触します。
本当に使えないの?
本当に技適マークが付いていないと電波法違反になるのでしょうか。
海外の人とかが持ち込んだ端末とかは海外製だから適合していないでしょうし、摘発もできそうにない気がします。
総務省のHPに技適マーク、無線機の購入・使用に関することというページがありました。
そこを見てみるとこのように記載されています。
A :技適マークが付いていない無線機を使用すると電波法違反になる場合があります。詳しくは、最寄りの総合通信局へお問い合わせ下さい。
(問い合わせの際、無線機の取扱説明書など無線機の種別が分かるものがありましたらご準備下さい。)
実際に問合せてみました
聞いてみろと言われたので最寄りの総合通信局に問合せを行ってみました。
ここまで来たら意地でも確認してみようという気持ちです。
総合通信局の管轄地域と所在地(問い合わせ先)はこちらに記載されていたので管轄地域に問合せてみました。
今回は私が電話を受けた人に聞いてみた結果なので、地域や担当者によって回答内容が違う可能性があります。
シュウ
職員
シュウ
職員
シュウ
職員の方はスマートフォンと連携する電子機器ということまでは理解してくれたようですがLumo Lift自体はご存知ではなかったようです。
技術基準適合証明の付いていない機器1つ1つを把握するほうが難しいのでしょう。
どうやらスマートフォンと通信を行う機能がNGらしい
今までの内容を整理すると
技術基準適合証明を取得していない製品(Lumo Lift)が小型機器(スマートフォン)と通信(Bluetooth接続)をするというのがNGなようです。
Lumo Liftを合法的に使うには以下の2通りの方法がありそうです。
- 気にせず使う(現行犯での逮捕は無理とタカをくくる)
- 海外で使う(日本では使わない)
一番最初の選択肢はあえて書きましたが違法の状態で使用すると最悪は逮捕の可能性があります。
ウェアラブルデバイスのため、見つかることはほぼありえませんが、だからと言ってやって良いという理屈にはなりません。
一方で、技適マークはあくまで日本独自の基準ですので、海外であれば問題なく使用することができます。
では、Lumo Liftはスマートフォンと連携をせずに使えるのでしょうか?
Lumo Liftの取扱をしているページの説明がこちらのページにありました。
A:データの確認/設定/変更等すべての機能を利用するには、現在のところiOS又はAndroidのLumo Liftアプリが必要です。
アプリは姿勢をお知らせする機能やその他設定等、様々なLumo Lift用のリモコンとして機能します。
又、カロリー消費量の統計なども見ることができます。
データの保存や確認をするにはスマートフォンが必要になりそうですが、そもそもの目的である姿勢が悪いときに通知する機能についてはスマートフォンがなくても使えそうです。
開封の儀
ということでLumo Liftを購入してみました。
こちらが外箱です。
外からだと何が入っているかわからないですね。
こちらが裏面です。
真ん中あたりにアプリとワイヤレスで同期できることが記載されています。
やはりアプリを使うことが前提の製品のようですね。
しかし、今回は使いません。
こちらが箱を開けてみたところです。
白い楕円形の形をしているのがLumo Lift本体です。
こちらが同梱されていた一式です。
- マグネットクラスプ(シルバー/ブラック)
- Lumo Lift
- USB充電ケーブル
- マニュアルの案内
最初、マグネットクラスプのシルバーがないんじゃないかと思いましたが本体にすでに付いている四角いのがシルバーのマグネットクラスプです。
付いているドキュメントはマニュアルではありません。
あくまで日本語の取扱説明書についての案内です。
書面としては提供されていないのでWEBページから参照する必要があります。
リンク先はこちらです。
使用感
海外に行く機会があったので、そのタイミングでLumo Liftを使ってみました。
Lumo Liftって、どこにどうやって装着するのか気になりますよね。
こちらに解説のページがあったので一部画像を引用します。
このように鎖骨の下あたりにLumo Liftを装着します。
姿勢が正しい状態を維持できているときには何もありません。
ところがちょっと背中が丸まったり良い姿勢でない状態が15秒ぐらい続くとLumo Lift本体が振動して姿勢が悪くなっていることを通知してくれます。
姿勢が悪くなってすぐに通知すると一時的にしゃがんだだけというときにも通知されてしまうので15秒続いたときに通知するのがデフォルトかつオススメの設定になっています。
なお、この判定の秒数はアプリと連携すると時間を変更することができます。
ここがオススメ
無意識に姿勢が悪くなっているのを知ることができる
私は元々、姿勢が良い方ではないのですが、それでもこんなに振動がなるとは思っていませんでした。
特にデスクワークをしているときに姿勢が悪くなっていることに気づくことができました。
仕事で使っているパソコンがノートPCなので、モニタを見るときに目線が下がっているようです。
姿勢は大丈夫と思っていたタイミングでも姿勢が悪いということに気づくことができるようになりました。
身につけるだけで手軽に使える
従来、猫背を意識するアイテムと言えば、背中に装着するサポーターや椅子において使うクッションなどが多く見られました。
これらの製品は身体に圧迫感があったり、どこでも使えないなどある種の制約があります。
Lumo Liftはインナーにマグネットで挟み込めばそれだけでOKです。
初めはマグネットで挟んだ部分だけ目立つのではないかとも考えていましたがそのようなこともありません。
いつでも、どこでも使用できるというのは大きな強みですね。
また一度フル充電してしまえば数日保つところも好感触です。
ココがイマイチ…
正直に言うとLumo Liftは概ね満足しているのでそこまで不満点はないのですが、この点は気になる点としてあげておく必要があります。
値段はお高め
サポーターは約2,000円、クッションでも7,000円前後で購入可能ですがLumo Liftは約12,000円です。
いつでも身に着けられることや歩数などのアクティビティトラッカーとして使える点を考慮しても、お高めという印象は拭えません。
基本的に日本では使用できない
最大のネックは技術基準適合証明を受けていないということにつきます。
技術基準適合証明を受けていないので日本で使用することはできません。
違法かもしれないという不安を抱えながら使用するわけにはいかないので、ぜひとも技術基準適合証明を受けてほしいものです。
今日のまとめ
Lumo Liftは姿勢が悪いことを知ることができる便利なアイテムです。
全機能を使用できないとは言え、十分必要な効果を得ることができます。
メンタリストDaiGoさんも使用しているLumo Lift。で良い姿勢でいられる時間を確保して生産性の高い時間を取り入れてみてはいかがでしょうか。