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ポモドーロ・テクニックは90年代の初めに、開発者で起業家、かつ作家のフランチェスコ・シリロ氏によって発明されたテクニックです。
短時間の集中作業を繰り返すことで、定期的に休憩もとれて、常に集中できる状態を保てます。
ポモドーロテクニックは、メンタリストDaiGo氏の著作「自分を操る超集中力」などでも紹介されています。
ポモドーロ・テクニックを実践するにはタイマーが必須です。
しかし、ポモドーロ・テクニックは2つの時間を管理する必要があるため、タイマーが1つだと時間の設定で手間になります。
ドリテックのダブルタイマーは名前の通り、2つのタイマーをセットすることができるので、セットの手間を解消することが可能です
ポモドーロ・テクニックの実行手順
ポモドーロテクニックのやり方は非常に簡単で、5つのステップで実行することができます。
- 達成しようとするタスクを選ぶ
- キッチンタイマーで25分を設定する
- タイマーが鳴るまでタスクに集中する
- 少し休憩する(5分程度でOK)
- ステップ2~4を4回繰り返したら、少し長めに休憩する
このように、ポモドーロテクニックでは25分のタスクと5分の休憩という2つの時間を管理する必要があります。
時間管理のツールとしてよくキッチンタイマーが紹介されていますが、私のような横着者は25分のタイマーを慣らした5分の時間をセットし直し、それが終わるとまた25分セットして…ということすら面倒くさいです。
そこで、それすらサボってしまおうというときに最適なアイテムがドリテックのダブルタイマーです。
購入したのはこちらのドリテックの2連式タイマー「ダブルタイマー ホワイト T-177WT」です。
外観と付属品
特徴的なのは左下にあるABのボタンです。
このボタンを押すと画面右にあるAやBのボタンが点滅するようになり、どちらのタイマーをセットしているかわかるようになっています。
こちらが裏面です。
形状からも予想がつく通り、電池はボタン電池が入っています。
使用方法
ポモドーロテクニックで使用するには、Aのタイマーに25分をセットし、Bのタイマーには5分をセットします。
そして作業を開始するときにはAのボタンを押してスタートを押して作業を始めます。
このようにAのタイマーは動き始めますがBのタイマーは止まったままです。
Aのタイマーの時間がくると左のランプが点滅するので、どちらのタイマーが鳴っているのかもわかります。
Bのボタンを押してからスタートを押せば、Bののタイマーが動き始めるので5分間休憩します。
これを繰り返していくことで、ポモドーロテクニックを実行することができます。
ダブルタイマーの良いところ・気になるところ
良いところ
タイマーをセットする労力がなくなる
2つの時間をセットすることができるので、時間を都度、セットし直すという労力がなくなります。
そのため、Bのタイマー(休憩)が終わればすぐにAのタイマーを開始でき、ポモドーロ・テクニックをひたすら実行することができます。
すぐに次の行動に移ることができるので作業に集中することができます。
タイマーなのでどこでも使用できる
見ての通り、タイマー自身は小さいのでどこでも使用することができます。
また背面はマグネットになっているので、磁石の効く場所であれば貼り付けて使用するなど様々な場所で使用することが可能です。
タイマーさえあれば、すぐさまポモドーロテクニックを始めることができます。
気になるところ
タイマーを同時に使うことはできない
このダブルタイマーはAとBのタイマーを同時に動かすことはできません。
Aボタンを押してからスタートを押し、Bボタンを押してからスタートを押す必要があるのでどうしても1秒〜2秒の時間差が生まれてしまいます。
ポモドーロテクニックで使用するには、今回ご紹介したような方法でやれば問題ありません。
しかし、同時に何分と何分というような測り方をするときには少しだけ不便になるでしょう。
音量が調整できない
ダブルタイマーは時間が来たときのアラーム音が結構うるさいです。
オフィスで使ったり、夜に使おうとするとうるさくなってしまうので直前で止めるようにするとか、アラーム音のところを塞いで音を小さくするなど工夫が必要になるでしょう。
音量が調整できないのが不便です。
後継を作るときにはぜひ音量調整機能をつけてほしいです。
今日のまとめ
ドリテックのダブルタイマーをご紹介しました。
ダブルタイマーは、音量が調整できないという不便さはあるものの、タイマーの時間をセットする作業がなくなり、放ったらかしでポモドーロテクニックを運用できるようになる便利なタイマーです。
価格も1,000円ちょっとで購入できるのでポモドーロテクニックを試してみたいという方にぜひオススメしたいアイテムでした。