任意の位置でGoogleAdsenseを入れるショートコードを設定する方法

この記事には広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

近年のWordPressのテーマは高機能になってきており、Google Adsenseを入れるのもテーマ任せに出来ることが多くなってきました。
気の利いたテーマでは関連コンテンツや何番目のh2タグの上に出すなどの設定ができることもあります。
テーマ任せでGoogle Adsenseが表示できる機能は非常に便利ですが、画像や文章が多い記事では、Google Adsenseが表示されない位置が存在することにもなります。

シュウ


この位置にもGoogle Adsenseを表示させたいけど、手動でコードをコピーするのは面倒だな

そんなときに自分の好きな場所にGoogle Adsenseを手軽に挿入できたらいいですよね。
本記事ではGoogle Adsenseを任意の位置で挿入できるショートコードを作成し、自分が好きな場所にGoogle Adsenseを追加できるようになる方法をご紹介します。

スマホとPCで広告を出し分ける設定

いきなり脇道にそれますが、まずはスマホとPCで広告を出し分ける設定をします。
この設定を入れると、PC用の広告とスマホ用の広告を作りどちらからの収益が多いのかを分析することが出来るようになります。

Adsenseunit

収益の発生源がどちらであっても気にしないとか広告が増えるのが面倒だという人は次に進んでしまって大丈夫です。

以下のコードをfunction.phpに追加します。
アクセスしてきたデバイスの種類を利用して判定しているのでタブレットなどの判別はしていません。

function.php

function is_smartphone(){
$useragents = array(
'iPhone', // iPhone
'iPod', // iPod touch
'Android.*Mobile', // 1.5+ Android *** Only mobile
'Windows.*Phone', // *** Windows Phone
'dream', // Pre 1.5 Android
'CUPCAKE', // 1.5+ Android
'blackberry9500', // Storm
'blackberry9530', // Storm
'blackberry9520', // Storm v2
'blackberry9550', // Storm v2
'blackberry9800', // Torch
'webOS', // Palm Pre Experimental
'incognito', // Other iPhone browser
'webmate' // Other iPhone browser
);
$pattern = '/'.implode('|', $useragents).'/i';
return preg_match($pattern, $_SERVER['HTTP_USER_AGENT']);
}

広告を挿入するショートコードの設定

次に広告を挿入するショートコードを設定します。
こちらもfunction.phpに追加していきます。
ショートコードの名前はadd_shortcode(‘adsense’, ‘insert_adsense’);で決めています。
もっと短いほうがいい人は’adsense’の部分を’gad’など好きなショートコードを設定しましょう。

function.php

// 記事中の任意の場所にAdsenseを表示
function insert_adsense() {
 if( is_smartphone() ){
  return '
   //スマホ用の広告のコードを貼り付ける
  ';
 } else{
  return '
   //PC用の広告のコードを貼り付ける 
  ';
 }
}
add_shortcode('adsense', 'insert_adsense');

スマホとPCで広告の出し分けをしない人用のコードはこちらを利用してください。


functions.php

// 記事中の任意の場所にAdsenseを表示
function insert_adsense() {
 return '
   //広告のコードを貼り付ける
  ';
}
add_shortcode('adsense', 'insert_adsense');


記事の中で広告を表示させる

ご紹介した関数を追加したfunctions.phpをアップロードをしたら設定は完了です。
記事の中で使ってみましょう。
ショートコードを使うときは設定したショートコードの名前を []で囲みます。
adsenseで設定した人は記事の中で以下のように書けばOKです。

記事

記事の文章

      
      

うまく行けばAdsenseが表示されます。

上下に空白を入れたい人は下のコードなどを組み合わせると良いでしょう。
<div style=”padding-bottom:20px”></div>

今日のまとめ

Google Adsenseを任意の位置で挿入できるショートコードを作成し、自分が好きな場所にGoogle Adsenseを追加できるようになる方法をご紹介しました。
以前より広告の表示の制限は少なくなってきていますが、むやみに表示して訪問してくれる人の視認性を下げることは推奨されていません。
適切な位置に貼るようにして利用者にとっても運営者にとっても価値のあるサイトにしていきたいですね。